【保存版】ハイフ(HIFU)とは?たるみやシワへの効果・メリット・デメリット・副作用は?

「最近、お肌のたるみやシワが気になってきた」「お肌の悩みにハイフが良いって聞いたけど、ハイフって何?」と、ハイフについて気になっている人はいませんか?

ハイフの正式名称は「High Intensity Focused Ultrasound」で、日本語に訳すと「高密度焦点式超音波治療法」のことです。

ハイフは、狙った箇所にピンポイントで熱エネルギーを与える技術を利用してたるみやシワを改善する治療法で、その技術自体は1940年頃から医療現場で利用されるなど、長い歴史を持っています。

本記事では、ハイフについて、たるみやシワへの効果やメリットデメリット、そして気になる副作用について徹底解説します。

目次

ハイフ(HIFU)とは美容効果が期待できる施術

ハイフは美容効果が感じやすい施術として近年、とても人気です。事実、数多くの美容クリニックで施術が行われています。

加えて、SNSで有名な美容インフルエンサーも、こぞって施術したと報告している投稿を目にする機会も増えています。

しかし、そもそもどうしてたるみができてしまうのかを理解しておかないと、せっかく施術を受けてもその効果を短くしてしまう可能性もあります。

そこで、ここではたるみの原因と、ハイフ施術でどうやってたるみを改善させるのか、その仕組みについて解説しますので、ぜひご覧ください。

たるみの原因とハイフ(HIFU)の仕組み

たるみの原因は大きく分けて以下の3つです。

  1. 肌の弾力性・ハリの低下
  2. 脂肪の蓄積
  3. 表情筋の衰え

肌が乾燥したり、紫外線を受けたりすることはもちろん、加齢により肌の水分量が減り、弾力性やハリが低下してしまうことが、たるみの原因として挙げられます。その他にも顔に脂肪が蓄積されることや、表情筋が衰えることで、肌を十分に支えることができなくなって重力に負けて肌がたるむ原因になります。

加えて、肌が乾燥するとキメが乱れたり、肌がたるんだりすることで、シワができる原因に繋がってしまうのです。

そこで、冒頭でも解説した通り、狙った箇所にピンポイントで熱エネルギーを与えるハイフの仕組みを利用することで、たるみやシワを改善することができます。

ハイフ(HIFU)と他の施術の違い

近年、ハイフという美容施術が広く知られていますが、ハイフとよく比較される施術に「サーマークル」と呼ばれるものがあります。この2つの違いを以下の表にしてまとめてみました。

施術ハイフサーマークル
仕組み超音波高周波
改善効果たるみ
毛穴の開き
シミやニキビ跡
フェイスライン・二重
肌のハリ
たるみ
小じわ
ニキビ
毛穴の開き
肌のハリ・ツヤ
ターゲットとなる肌層SMAS層(筋膜)真皮から皮下脂肪浅層(ひかしぼうせんそう)
効果の実感まで種類による(即効性がある種類も有)施術直後から翌日
効果持続期間半年から1年半年から1年
リスクやけど
赤み
むくみなど
やけど
赤み
むくみなど
効果が出やすい部位顔下半分のたるみ
顎下のライン
フェイスライン
顔全体の引き締め
小顔
目or頬のたるみ
ハリ・弾力

以上のように、ハイフとサークルは使用する周波数やターゲットとする肌層、そして効果を実感するまでの期間にも違いがあります。

加えて、施術が向いているお悩みに対しても違いがありますので、ぜひ参考にしてみてください。

ハイフ(HIFU)で期待できる3つの美容効果

次はハイフで期待できる3つの美容効果を解説します。

①リフトアップし、たるみにアプローチ

ハイフは、上の表で記載した通り、肌の奥深くにあるSMAS層(筋膜)と呼ばれる部分にアプローチするので、たるみのもとから引き上げてリフトアップさせる効果が期待できます。

②肌質が改善する

ハイフは、SMAS層(筋膜)に熱刺激を与えるため、施術後のお肌は軽いやけど状態です。するとお肌が「ダメージを受けた!」と判断し、傷ついた細胞を修復させようとします。

そのとき、コラーゲンやエラスチンと呼ばれるコラーゲン同士を結び付けてくれるたんぱく質を産生し、肌の新陳代謝や血液の循環を活性させるため、肌質を改善させる効果が期待できます。

③ムダな脂肪を除去する

ハイフにはたるみやシワの改善以外にも、使用する機器によって脂肪を溶かす効果を持つものもあります。そのため、顔以外にも二の腕、太ももなど特定の部位だけがダイエットをしても細くならないとお悩みの人におすすめです。

ハイフ(HIFU)がおすすめな人

次に、先ほど表でも記載した「ハイフがおすすめな人」の特徴を4つ紹介します。

①目元の小じわや頬のたるみが気になる人

ハイフはSMAS層(筋膜)へピンポイントにアプローチし、土台から肌を引き上げる効果があるので、目元の小じわやたるみに対して効果が期待できます。

②フェイスライン・二重あごが気になる人

ハイフは熱で脂肪を溶かす効果があると紹介した通り、フェイスラインに脂肪がついて二重アゴが気になる!という場合にも、脂肪を溶かすことですっきりとしたフェイスラインにする効果が期待できます。

③ほうれい線が気になる人

ハイフには、目元の小じわや頬のたるみと同様、ほうれい線に対しても肌を引き締めリフトアップさせる効果があります。るので、年齢を重ねてほうれい線が気になってきた!という人にもおすすめです。

④ハリ・弾力のある肌が欲しい人

ハイフは、SMAS筋層への熱熱作用によって肌質を改善し、肌組織内のコラーゲンを増やすことで、肌のハリや弾力をアップさせることもできます。

ハイフ(HIFU)の効果を高める方法

ハイフはやればやる程、効果が出てくる施術です。もちろん1回施術を受けるだけでも効果はありますが、定期的に施術を受けることで更に効果を高めることができます。

何度も施術を受けることで、しっかりと肌質を改善して、ご自身の理想とするリフトアップを行うこともできるでしょう。

ハイフ(HIFU)のメリット|短い施術時間

ハイフのメリットは短い時間で施術が完了する点です。施術時間は10〜30分程度なので、仕事帰りやちょっとしたすき間時間に施術を受けることもできます。

ハイフ(HIFU)のデメリット|治療時に痛みがある場合がある

ハイフのデメリットは治療時、チリチリとした痛みを感じる場合があります。
特にフェイスラインや顎周りなど、骨と近い場所の場合、強く押されているような痛みを感じることもあるため、痛みを感じやすい・苦手という人は麻酔クリームなどでケアしてもらえるクリニックを選ぶと良いでしょう。

ハイフ(HIFU)についてのよくある質問【Q&A】

次はハイフについてよくある質問を5つ紹介します。

ハイフの効果はいつまで続く?

ハイフの効果は、機器によって即効性があるものや、徐々に効果を感じるものなどそれぞれですが、基本的に、肌へコラーゲンが増え始める1〜3か月後に効果のピークを実感する人が多く、半年〜1年程度効果が持続します。

ハイフのダウンタイムはどれくらい?

ダウンタイムとは施術後から回復までの時間のことで、腫れや赤み、痛みが落ち着いてくる期間のことです。

ハイフは皮膚にメスを入れる施術とは違い、ダウンタイムが短い点が特徴で、軽度の赤みや痛みなども当日〜数日の間に落ち着きます。

そのため、当クリニック「NOVUS Beauty Clinic」では、シャワーや洗髪・入浴や洗顔も当日からOKです。(施術当日は、長時間サウナに入るなどはNG)

ハイフの施術は痛い?

基本的に、ハイフ施術の痛みは感じなかったという人が多いです。
しかし、デメリットで解説した通り、人によっては痛みを強く感じることもあります。

ハイフの副作用はある?

ハイフの副作用として、「赤み」「膨張感」「肌の乾燥」などが出ることがあります。乾燥や赤みは超音波による刺激が原因で、施術をしてから数時間程度で治まることがほとんどです。

翌日を過ぎても、この副作用を強く感じる場合は、施術を受けたクリニックに相談して、適切なケアを行いましょう。

病院とエステのハイフは一緒?

近年、クリニック以外にもエステサロンなどでハイフ治療を行っているところもあります。
しかし、クリニックとエステではハイフの質に違いがあったり、出力設定が低く設定されていて効果が感じられない可能性もあるでしょう。

加えて、以前2017年に国民センターへ「医療知識を持っていないエステティシャンがハイフ施術を行ったことで、神経損傷などのトラブルが発生した」という情報が寄せられました。

そのため、安全性を考慮して、しっかりと医療知識を持った医師や看護師が施術を担当するクリニックでの施術を受けるようにしてください。

ハイフ(HIFU)の治療の流れ

次にハイフ治療の流れを当クリニックを例にして解説します。

  1. クリニックへご予約・ご来院
  2. お化粧落とし・洗顔
  3. カウンセリング
  4. 施術(10分~30分)※多少の誤差あり
  5. メイク直し・休憩

初めてご予約される場合は、まず当クリニックの公式サイトから予約受付を行ってください。
予約希望日は第1予約日〜第3予約日まで選択可能となっています。

ハイフの治療頻度・間隔は3か月~半年に1回が目安

ハイフは施術後、時間が経つにつれて効果を強く得ることができます。そのため、継続的に施術を受けたい場合は、3か月〜半年に1回程度が目安です。

個人差がありますので、施術の頻度や間隔はカウンセリング時に医師と相談し、ご自身に合った頻度と間隔を決めてください。

ハイフ治療後の経過とダウンタイム

ハイフ治療後の経過・ダウンタイムは「照射したパワー」によって差があります。

治療後の経過・ダウンタイム普通のパワー強いパワー
施術直後二重顎の改善を実感二重顎の改善を実感
翌日少しむくみを感じる
腫れなどはなし
2.3日~長いと1週間程度むくみがでやすくなる
1週間~1か月少しずつ効果を実感目に見えて効果を実感
1か月~3か月効果を1番実感できる効果を1番実感できる
3か月~半年ピークより少し戻りを感じるピークより少し戻りを感じる
半年~少しずつ戻る少しずつ戻る

普通のパワーで施術を受けた場合、翌日のむくみはそこまで目立ちませんが、強いパワーで施術を受けた場合は、引きあがりを実感しつつ、目で見てわかるむくみが生じます。

基本的にそれから半年頃まで「普通のパワー:ゆるやか」「強いパワー:強め」と、パワーによって効果の感じ方は違いますが、どちらもリフトアップ効果が持続して、半年経過すると、少しずつ施術前に戻っていきます。そのため、半年経った時点で再施術を行う人が多いです。

当クリニックの症例写真

当クリニックで施術を受けた方のビフォーアフター写真をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

当クリニックの3つの特徴

最後に、当クリニックでハイフ施術に使用される機器「ウルトラフォーマーMPT」に関する3つの特徴を解説します。

①痛みの軽減

当クリニックで使用される機器「ウルトラフォーマーMPT」は、世界初の目元専用ハイフ・ハイフシャワーで人気だった「ウルトラフォーマーⅢ」が進化した機器で、従来の点状照射に加えて「ライン状照射」が可能になりました。

これにより、照射の種類が増えて熱エネルギーが分散され、痛みを軽減した治療ができるようになりました。

②照射スピードアップ

従来のハイフ機器は、一方向からの施術でしたが、当クリニックで使用するウルトラフォーマーMPTは二方向から施術が可能なため、以前よりもスピーディーな施術が可能になりました。忙しくてなかなか施術を受ける時間がない人も安心して受けていただけます。

③オーダーメイド照射

当クリニックで使用するウルトラフォーマーMPTは「脂肪層」「肌の基礎」「SMAS層」「真皮層」「表皮層」の層それぞれに熱を届けることができます。

加えて、先ほども解説した照射方法「ライン状照射」に加えて、円形ライン状照射・円形点状照射の計3種類照射ができるようになったため、人それぞれのお悩みや症状に合わせた「深さ」「強さ」をオーダーメイドで照射することができます。

「以前ハイフ施術を受けたけど、自分には効果がなかった」「自分には刺激が強すぎて肌トラブルが起きてしまった」などのお悩みにも効果が期待できます。

当院の施術風景

当院の施術を動画でご覧いただけます。

ハイフ(HIFU)をお考えならLUNA BEAUTY CLINICへ

今回はハイフについて、たるみやシワへの効果やメリットデメリット、そして気になる副作用を徹底解説しました。

ハイフはメスを使わない美容施術のため、痛みやダウンタイムが心配だったり、人にバレたくなかったりする人にも向いている施術方法です。

また、当クリニックでの治療値段・費用はもちろん、予約方法や使用機器の特徴もご紹介しましたので「ハイフをやってみたいな」と思ったら、ぜひ一度当クリニックのカウンセリングでお待ちしております。

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